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2012年8月10日 (金)

恩人

めちゃめちゃ長く、そして重い内容になると思うので、
お忙しい方や、暗いのが嫌いな方は、以下、スルーして下さい(笑)


小学校の時の同級生で、大人になってからずっと、
「あの時は本当にありがとう」と、いつかお礼を言いたいと
思い続けていた、「ゆか」という子がいた。


私は公立中、ゆかは私立の中学に進学したので、
小学校の卒業式に会ったのが最後。
別々の中学になってからも、時々、手紙をやり取りしていたけど、
私が引っ越したりで、なんとなく、それっきりになっていた。


大人になってから、色々と思い出すことがあって、
「どうしてるかなあ、元気でいるかなあ」とか、「シアワセで
いてくれるといいなあ」と、ずっと思っていた。
そして、「いつか会えたら、お礼が言いたいなあ」と思い続けてきた。


そして、数ヶ月前。
私の親友が、地元で、ゆかのことを、時々見かけるよ、と
教えてくれた。
「結婚して、子供もいて、時々、実家に遊びに来てるみたい。
なんか、すごくシアワセそうな感じだったよ」と、親友。


そっか〜〜〜〜〜、ゆか、シアワセなんだ〜〜〜〜!
いや、本当にシアワセかどうかは、本人じゃないと
わからないコトだけど、でも、とりあえずシアワセそうでいる
らしきことを聞いて、すごく、すごく、嬉しくなって、安心した。


それと同時に、「時々実家に来てるなら、実家に手紙を出せば、
ゆかに渡してもらえるんでは?」と思いついた。
実家の住所なら、卒業アルバムに載ってるし、結婚して苗字が
変わっていても、旧姓で出せるし。


ちょうど、「関東直下型地震、4年以内に来る可能性、70%」とか
騒がれていた頃で、私は「あと数年で死んじゃうかもしれないから、
今のうちに、やりたいことはやって、行きたい所には行って、
会いたい人には会って、伝えたいことがある人には、伝えておこう」と
真剣に思っていたので、ずっと抱えてきた、「ゆかにお礼が
言いたい」という気持ちが、さらに大きなモノになった。


手紙を書こう。
何度もそう思っては、「いや、私のこと、覚えてないかも
しれないし」とか、「覚えてても、何十年もたってるから
アリガトウとか言われても困っちゃうかなあ」とか、
色々考えてしまって、なかなか勇気が出ずにいた。


そして、2月。
フェルメールの絵を観に行った時に、やっと、ゆかに
手紙を出す決心が出来た(その時の日記は、こちら)。


そして数日後、PCに向かって、下書きを始めた。
でも、なかなか思うように書けない。
どうやったら、ゆかに上手く気持ちが伝わるか。
何度も何度も、書いては消し、また書き直して、を
繰り返しているうちに、7月になってしまった(笑)
いや、2月から7月まで、毎日この作業をしてたわけじゃ
ないんだけど(笑)
「これでいいかな」と思っても、数日間、寝かせてみると、
数日後に読んだ時、「ああ、やっぱり、なんか違う」ってことが
あるから。


で、7月下旬、やっと書き上げた手書きの手紙を、
ゆかの実家に送った。
とりあえず、ずっと抱えてきた、アリガトウの気持ちは、
ありったけ込めたので、まあ、返事とか来なくても、
私の中では、「死ぬまでにやっておきたい事」が
1つクリア出来た感じだった。


そして8月。
夏休みで、実家に帰省したゆかが、その手紙を渡されたようで、
メールが来た。
手紙、すごく嬉しかった、ありがとう、って。
こんな自分でも、少しはあゆの役に立ててたみたいで、
すごく嬉しい、って。
「あゆは絵がめちゃめちゃ上手かったから、いっつも
自由帳に絵を描いてもらってたよね!懐かしい!」って、
そんなことまで覚えててくれてた(涙)
ああ、時間かかったけど、手紙、出して本当に良かった・・・。


でもって、夏休みなので、しばらく実家にいるから、会おうよ、
という展開に。
そして、いよいよ、明日の土曜日、ゆかと会うことに。
そのことについては、会ってからまた書くとして。


さて、ここからが本題(あーらビックリ、今までのは何だったの・笑)。
何故、私が、ここまでゆかに感謝の気持ちを抱き続けてきたか。
この先、さらに長くなる&突然重い話になるので、立ち去るなら
今のうち〜(笑)


小6の1学期の途中、私は突然、イジメられるようになった。
それまでは、みんなと仲良しで、毎日色んな子と遊んで、
それはそれは楽しい学校生活を送っていたのだけれど、それが、
ある日を境に、暗いモノに変わってしまった。


いじめグループのボスみたいなのがいて、その取り巻きみたいな
「一人じゃ何にも出来ないけど、みんなと一緒だと急に強気になる」
みたいなのがウジャウジャいて、今まで仲良しだった子も、
自分がターゲットにならない為に、自分の身を守るために
とりあえずいじめグループ側に付いてしまったり、直接イジメには
加わらないけど、私と仲良くすると自分もイジメられるから、
私とは話さないようになっちゃう子とか、いろいろ。


イジメられるようになった原因は、これまた書くと
論文並みに長くなるので省略するけど、もちろん私が悪いわけではなく。
1つ不運だったのは、「イジメ、大好き♪」みたいな子がいっぱい
揃った、残念なクラスだったということ。


この時のいじめグループの子から、私の親友は過去に
もっとひどいイジメを受けていたし、別の親友は、中学に
入ってから、このメンバーの一部の子からイジメられるようになり
通学バッグをビリビリに引き裂かれたりしていたし、
私より後に来た転校生もイジメにあっていたし、書ききれないので
省略するけど、イジメが大好きな子がとにかく大勢いるクラスだった。


それでも、私が「自殺しよう」とか「学校に行きたくない」とか
思わずに済んだのは、いくつか理由があった。

その1・そこまでヒドいイジメではなかった(とりあえず、肉体的被害は
    なかったから)。
    他の子は、このいじめグループから暴力とかも受けていたから、
    私は、それがなかっただけ、マシだったんだと思う。
    いや、でも、辛かったけどね、とっても。

その2・イジメが始まったのが、6年の1学期の途中だったので、
    「あと数ヶ月ガマンすれば、卒業して中学に入れば、なんとか
     なるだろう」と、前向きに(?)考えられたこと。
    いや、でも、数ヶ月って長かったけどね。
    でも、ラッキ−なことに、3学期になったら何故かピタッと
    イジメがおさまった。
その3・コレが一番大きかったと思うのだけれど、ゆかを始め、
    ほんの少数の子が、普通に接してくれていたこと。


イジメられるし、仲良しだった子からも口をきいてもらえなくなるし、
さすがに数ヶ月もそれが続いて、心が折れそうになっていた時。
朝、下駄箱で、バッタリ会ったゆかが、「あゆ、おはよう!」と、
ニッコリ笑って、声をかけてくれた。
それがもう、本当に嬉しくて、救われて、「ああ、もうちょっとだけ
頑張ってみよう」って思えて。
そんな所をいじめグループに見られたら、ゆか、怒られちゃうのに、
それでも、そうやって、声をかけてくれた。
涙が出そうになりながら、心の中で、何度も、「ゆか、ありがとう」って
繰り返したのを覚えている。


そして、この出来事は、私を救ってくれただけではなかった。
これがあったから、いじめられている者にとって、普通に
接してくれる、声をかけてくれる人が一人でもいることが、
どれだけ救いになるか、どれだけパワーを貰えるか、よくわかった。
だから私は、中学、高校でイジメにあっている子(女子も、男子も)に、
いっぱい話しかけて、いっぱい笑いかけた。
いじめられて泣いてばかりいる子が、私が話しかけた時に
ニッコリ笑ってくれると、「あの時のゆかのように、少しでもこの子の
力になれていますように」と願った。


そういうことをしていると、周囲から「あゆ、やめなよ。
そんなことしてると、あゆがシカトされるようになっちゃうよ」
とか言われることもあったし、実際、そうなることもあったけど、
そんなのは、どうでも良かった。
イジメられている子に話しかける人間をイジメたりシカトしたり
するようなヤツは、すればいい。
そんな歪んだヤツとは、こっちだって、友達でいたいと思わないから。


だいたい、イジメられてる子に、非はないんだよね、
ほとんどの場合。
私の周りでも、「転校生だから」とか、「病気で長期入院
してたから」とか、「めっちゃチビだから」とか、本当に、
「はっ?」って思うような、メチャクチャな理由を付けられて、
いじめられてたし。


と、こういうわけで、ゆかには、大人になってからも、ずっと
感謝し続けていたわけで。
まさか、また会えることになるとは思ってもいなかった。
手紙でアリガトウを伝えたけど、土曜日に実際に会ったら、
もっともっと、アリガトウを伝えよう。
ウザイとか思われるかな(笑)


あ、おまけ。
ゆかに会うことになって、ダンナにこの話をしたら。
ダンナも、小学校で苛められていた(というか、イヤなヤツが
いたらしい)ので、そいつらと同じ公立中学に行くのが
イヤで、お受験して私立中学に進学したんだそうな。
(たまたま成績も良かったそうで)。
そっか、そんな手もあったんだね。
ってか、私立中学に進んだのは知ってたけど、そういう
理由もあったなんて。


そうそう!
ゆかを見かけたことを報告してくれた親友にも
アリガトウをいっぱい言わなきゃ!


そして!
こんなに長くて重い内容のを、最後まで読んでくれた
アナタにも、アリガトウ(笑)
(最後まで読んだ人なんて、いるのか?笑)

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